前回の続きですが、ご参加の相談者様の快諾をいただきましたので、レポートさせていただきます。

去年のオフ会で初めて会った時から「神様の声が聞こえるんです。」と教えてくれた、このご相談者様。
出会ってからの私が感じていた違和感を素直に、その相談者様に電話でぶつけてみました。
すると去年の容極オフ会に参加してから、自分の思っていた「神様の声」に違和感を感じるようになったらしいのです。

今回の奈良オフ会の前に、与は「もし今度、神様の声が聞こえるときは、天高原は何処にござりまするか?と訪ねてほしい。」と・・・
数日後、彼女から電話にて「聞いてみましたが答えてくれなかった。」と聞きました。

神を名乗り、なにかがいるのだと、与は確信しました。
彼女の奥深くに入り込み、中々現さない影。

「今回の奈良オフで、全てを暴いてすっきりさせてあげるからね。」と、与は彼女に言いました。


そして当日、宿に着くなり挙動不審の支配人を尻目に指定先の部屋に入りました。
入った瞬間、除霊したあとがくっきり感じ取れます。
この部屋、人が亡くなっている・・・そして除霊がしてある・・・

しかしながら、与は宿に泊まる際には絶対に結界を張ります。
今回も、参加者の皆さんの好奇の目線を受けながらも結界を張りました。
結界は相談者さんの中にいる、何者かに逃げられない為の結界。

神に成りすまし者は大抵の場合、霊格が高き者や、神を信仰していた者が多いのです。
そして塗香を塗り、手を合わせていただく。与も手に塗香を塗り清める。(注意:塗香は素人では作れません。)

相談者の中で神のふりをしている何者かに語りかける。
まずは呼び出しの術を施す。(危険な術なのでマネしないでください。)

相談者さんの震えが止まらなくなり、合わせている手を放しそうになる
故に、手を包み中のものに語りかける。

「そなたは、何ゆえにこの者におるのですか?」

相談者さんが泣き出す。(これは霊的な合図です。)
「天高原は何処にござりまするか?」与が声をかける。
相談者さんの泣き声が大きくなる。(姿を現しかけている合図)

近くにいた人に、相談者さんが暴れだすと思うので抑えて!とお願いした。
その人が、相談者さんの両肩を抑える。


それを確かめて、もう一度、訪ねた。
「天高原は何処にござりまするか?」
「答えてともう!!!」(絶対にたやすくマネしないでください。)

するとその瞬間・・・ぐぎゃあああああああ!!!!
という悲鳴とともに暴れだす相談者さん。肩を抑えてくれる方も全力で抑えている!

与は、泣き叫び暴れる相談者さんの手をつかみ、気を送りながら「どこにも逃げれませぬ。姿を現せ!」すると、玄狐(黒い狐)が姿を現した。
「そなたは悪意なき玄狐であろう。だが、この者には重過ぎる。」
「私の元に来ぬか?怯えないで、私の元に参れ。」
すると、相談者さんが急に静かになる。(玄狐が抜けた合図)

すぐに相談者さんの背中に回り、脊髄(首の付け根)の辺りに 閉魂の術(おしずまり)を施す。
玄狐は飛び出した後、与にまとわりついてきた。

玄狐に呪を結び、帰ったらしつけしなければ・・・
相談さんに、「もう大丈夫だよ!抜けたよ。」と伝えた。
相談者さんは「うわぁぁぁあ!身軽になった!!」と喜んでおられました。

それから相談者さんには、護りとして式神を送りました。
「今までが嘘みたい!」と喜んでいただけて、本当によかった。

相談者さんの顔色もよくなり、心も晴れたようで、相談者さんの笑顔が奈良の月夜に咲く桜のように、ほんのりピンク色で美しかった。
相談者さんの中にいた神とは、玄狐(霊格が高く賢い)でした。

元気になった相談者さん。
めでたし。めでたし。で宴会に突入する予定だったのですが・・・
この部屋で起きた惨劇の証拠を見つけるまでは・・・
次回「真実は小説より奇なり」をレポートいたします!
陰陽師の施す術は、時にインターネットや書物でもやり方が書いてあったりします。

でも決して、それをまねてはいけません。命をかけた術ばかりなのです。
漫画や映画のように、かっこよく簡単にできるものではありません。

また真似事をしてしまったがゆえに、恐ろしい末路をたどった方もいらっしゃいます。
もし陰陽師が必要なときには、お近くにいらっしゃる陰陽師までご相談くださいね!
神霊鑑定レポート(7)